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「12年前の天安門焼身自殺はでっち上げ」日本法輪大法学会記者会見

2013年11月09日

【新唐人2013年11月9日付ニュース】10月28日に発生した天安門車突入・炎上事件は国際メディアからも注目され、12年前に発生した天安門焼身自殺事件も再び脚光を浴びるようになりました。近日、日本のメディアが天安門車突入・炎上事件報道の際、中国共産党メディアの報道を引用し、2001年、5人の法輪功学習者が天安門で焼身自殺を行ったと報道。この事を受けて、日本法輪大法学会は6日、日本社会に真相を伝えるべく、都内で記者会見を開きました。

 

日本法輪大法学会 稲垣兼太郎さん

「中国当局からの発表情報をそのまま報道するのではなく、メディア各社の鋭い目で、その情報を精査し、報道される事を切に願います」

 

記者会見では、2001年の天安門焼身自殺事件を分析した映像が放映されました。中国の中央テレビが事件直後に報道した映像をスローモーションで分析すると、中国当局が焼身自殺で死亡したと報じた劉春玲という女性は、実は軍コートを着た男によって鈍器で頭部を殴られ倒れて行くのがはっきりと映っています。また、首謀者とされる王進東がスローガンを叫ぶまで、警官は消化用毛布を手に持ったまま悠然と後ろで待っています。スローガンが叫ばれてから、ようやく王に毛布をかぶせています。

 

天安門焼身自殺事件の様々な疑惑を分析したこの映像は、メディア各社の記者の興味を引きました。

 

アメリカロサンゼルスにあるNPO組織“国際教育開発プロジェクトIED”(International Educational Development)は早くも2001年8月、この事件を分析した映像を国連に提出し、いわゆる“天安門焼身自殺事件”は中国共産党当局によるでっち上げであることを証明しています。

 

2001年1月23日、いわゆる天安門焼身自殺事件が発生した直後、中国政府系メディアは前例のない速さでこのねつ造映像を世界に流し、法輪功学習者らが焼身自殺を図ったと公表しました。一方、今年10月に発生した天安門車突入・炎上事件では、中国当局は現場の映像を公表する事もなく、直ちにウイグル人が絡んだテロ攻撃であると断定しました。政権の都合によって処理方法を変える中国当局のやり方に対し、多くの海外メディアも疑問を投げかけています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/11/09/a1000707.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

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