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中国の臓器狩りを譴責 欧州議会で決議案通過

2013年12月14日

【新唐人2013年12月14日付ニュース】12日、フランスのストラスブールで開かれた欧州議会本会議で、中国の臓器狩りの停止を求める決議案が通過しました。決議案は、欧州連合(EU)の加盟国にも中国共産党のこの行為を公に非難するよう呼びかけています。

 

欧州議会 Tunne KELAM議員

「中国は巨大で暗黒な臓器取引市場を築き上げ、外国人に臓器を販売しています」

 

この決議案は中国共産党が行っている法輪功学習者を含む良心の囚人からの強制臓器摘出に対して強い懸念を示し、即時停止を求めています。

 

欧州議会議員 Raül ROMEVA i RUEDA

「信頼できるある報告によると、中国では系統的に政府の容認の下、法輪功などの良心の囚人からの臓器摘出が行われています」

 

決議案では欧州連合およびその加盟国に対し、倫理に反する臓器取引に対して公に非難し、国民に知らせるよう促しています。

 

欧州議会 Kristiina OJULAND議員

「即刻停止させねばなりません。そのためには、EUに最低限できることは中国で起きている不道徳な臓器移植行為を公に譴責し、中国での臓器移植を考えている欧州公民に知らせるのです」

 

また、欧州議会の議長には、この決議案を欧州連合の関連機構、国連人権理事国および中国政府に送るよう求めています。

 

欧州議会 マクミラン・スコット副議長

「欧州議会は5億人の欧州の民意を代表しています。この種のおぞましい事、良心の囚人、特には数多くの法輪功学習者が拷問されています。最悪なのは、彼らの命が政府主導の巨大利益を生む、臓器狩りによって取られているのです。これが決議が譴責していることです」

 

発起人(ほっきにん)の一人、ケラム議員は、決議案が多くの支持を獲得したことをうれしく思うと述べます。

 

欧州議会 Tunne KELAM議員

「もっと早くこうするべきでした。この過程で多くを学びました。中国で何が起きているのかがもっとはっきり分かり、我々が支持を続ける必要性をもっと強く感じました」

 

「臓器の強制摘出に反対する医師会」(Doctors Against Forced Organ Harvesting、DAFOH)の代表は、決議案の通過は中国に向けて強力な声を発したと評価します。

 

DAFOH代表

「この決議はEU加盟国が臓器狩りに反対することを表明し、罪であると断定しました。スコット副議長が言ったように、これはジェノサイドで、停止させねばなりません」

 

ドイツ最大の国際人権団体の代表は、各国の議会でも類似決議案を通過させることを望んでいます。

 

国際人権協会 吳文昕理事

「この決議の通過後、各種ルートを通じて、全世界に知らせ、欧州各国の議会にも知らせ、同じように行動を起こすことを期待します」

 

決議案ではまた、法輪功学習者を含むすべての良心の囚人を即刻釈放するよう、中国当局に求めています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/12/13/atext1023249.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

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