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「NYタイムズ買収」慈善家の真の目的

2014年01月10日

【新唐人2014年1月10日付ニュース】派手なチャリティー活動のパフォーマンスで有名な中国の富豪、陳光標氏が「ニューヨーク・タイムズ」(NYT)を買収すると宣言し、メディアを騒がせています。7日、ニューヨークで開かれた記者会見で、その真の目的が明らかになりました。陳氏は記者会見で、2001年の天安門焼身自殺事件でやけどを負ったと自称する女性2人の整形費用を負担すると公言しました。

 

記者会見が始まると、陳氏はまず、自身が歌詞を書いた変え歌「チャイナドリーム」を歌い上げ、集まった各メディアをあぜんとさせました。

 

陳氏は今回の来米は「ニューヨーク・タイムズ」の買収が目的と述べましたが、ニューヨーク・タイムズの上層部と株主に面会できたのかと聞かれると、会ったのは記者であると答えました。

 

陳光標氏

「昨日 NYタイムズの記者に会い、交流しました」

 

引き続き、顔をひどく損傷した女性2人が紹介され、陳氏は2人のために整形手術費用を負担すると述べました。この女性2人は中国の中央テレビの番組に何度も出演した事があり、2001年の天安門焼身自殺事件の自殺者であると自称しています。

 

2001年1月23日、天安門広場では男女5人が焼身自殺を図りました。共産党メディアは、自殺者は法輪功学習者であると国内外に向け、大々的に報道。国際映画祭で受賞したドキュメンタリー映画「フォルス・ファイア」は、中央テレビが放映した映像をスローモーションで分析し、数多くのつじつまの合わない箇所を見つけ出しています。

 

記者会見で女性2人は、中国当局と全く同じ、法輪功への誹謗中傷の言葉を並べました。

 

複数メディアの記者が、法輪功の書籍では殺生や自殺を禁じている事や天安門焼身自殺の自作自演の疑惑について、質問しました。

 

陳果と名乗る女性は、「劉雲芳に従ってついて行っただけだ。事件の映像は下心のある人が撮影したものだ」と答えました。

 

天安門焼身自殺事件に関する質問攻めに遭い、記者会見は予定時間よりも早く終わりました。

 

法輪功迫害追跡国際組織 汪志遠代表

「中共は中国で焼身自殺事件で中国人をだまし、今 またこのような手口で、国際社会をだまそうとしています」

 

ニューヨークの法輪功学習者も同日、ホテルの外で記者会見を開きました。

 

中共脱退サービスセンター 易蓉代表

「『転法輪』を読んだ事のある人、法輪功に関して知っている人なら分かると思いますが、法輪功は殺生を禁じるだけなく、自殺をも禁じています。中共は十数年前にでっち上げたこの事件を利用して、法輪功に対する人々の憎しみを煽り、法輪功迫害に油を注いでいます。この事件がでっち上げである事はすでに証明されています」

 

中国メディア「第一財経」の報道によると、陳光標氏は空港で記者に対し、今回のニューヨーク訪問には、ニューヨーク・タイムズ買収よりもさらに重要な2つの事があると述べたそうです。陳氏はまた、記者会見に招待する国際メディア74社の名前も列挙しましたが、中国メディアの名前は入っていなかったとのことです。

 

法輪功報道官 張而平氏

「明らかにこれは計画的に行われたことで、NYタイムズ買収で注意を引き、中共の政治迫害と誹謗中傷を世界に売り出しているのです。そして『国内への逆輸入』の方法で、中国の民衆をだますのです」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/08/atext1039248.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/)

 

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