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日中外交舌戦に「ヴォルデモート卿」登場

2014年01月16日

【新唐人2014年1月16日付ニュース】「ヴォルデモート卿」とはイギリスのファンタジー小説「ハリー・ポッターシリーズ」に登場する闇の世界の魔法使いですが、最近中国駐英大使によって日本を批判するために使われ、日中間で火花を散らしています。

 

人気小説「ハリー・ポッターシリーズ」に登場する悪役「ヴォルデモート卿」は、完全な死を防ぐために、自分の魂を分割して7つの分霊箱に隠します。毎回分霊作業を行う時には、悪事を働くことを代償とします。

 

1月1日、劉暁明中国駐英大使が「デーリー・テレグラフ」に寄稿し、軍国主義は日本につきまとう「ヴォルデモート卿」であり、靖国神社はその魂を隠す「分霊箱」であると批判しました。

 

米NYシティーカレッジ 夏明教授

「非常に滑稽です。劉暁明(大使)は中共無神論の官僚なのに、「分霊箱」を持ち出して、自分のために使っています。相手に恥をかかせる事さえできれば、何でも使うのです。中共の官僚が機会主義者で、実用主義者である事が分かるでしょう」

 

これに対して、林景一駐英日本大使も6日、同紙に寄稿し、「東アジアは岐路にあり、中国の前には2本の道がある。1つは対話の道で、他方は軍拡競争と緊張激化という悪を解き放つことで、ヴォルデモート卿の役回りを演じることである」と反撃しました。

 

夏明教授

「日本は第二次世界大戦後、憲法に基づき、軍事費は1%未満です。中共は過去20年間、年平均国防費は二桁を超えています。アジア諸国の恐怖を招き、日本や米国の懸念を呼んでいます」

 

去年年末の安倍首相の靖国神社参拝が、日中間のこの舌戦を招きました。しかし、中国当局が用いた「ヴォルデモート卿」、「安倍首相が眠れないのは当たり前。ざま見ろ」などの言葉には、一般市民もあぜんとしています。

 

一方専門家は、国際社会はもっと深い所に注目すべきだと促します。

 

夏明教授

「過去10〜20年間 、西側国家、特に自由主義学説は中国を自由主義を基盤とする国際秩序の中に加入させる事で、中国も徐々に進歩すると考えていました。しかし20年 30年の観察の結果、中国政府の人民に対する抑圧は却って強化されています。このような状況の下、価値観、イデオロギー、是非に関する論争を行う事で、徐々に西側諸国の反省を招くでしょう」

 

「ヴォルデモート卿」にまつわる今回の日中間の舌戦から、ある中国メディアは「輿論における日清戦争」であると報道しました。一方、ネットユーザーの多くは、第3国のメディア上で行われた今回の舌戦は幼稚すぎると見ているようです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/09/atext1040068.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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