【新唐人2014年1月17日付ニュース】毎週水曜日は上海の陳情者たちが集団陳情を行う日です。1月15日、上海市役所前には2000人あまりの陳情者による集団抗議がありました。中には、「打倒共産匪賊」と書いた服を着た陳情者の姿もありました。
16日、上海の陳情者、張君令さんが、15日の市役所前の様子を語ってくれました。
上海の陳情者 張君令さん
「2000人あまりいました。えん罪を書いた布をまとった人や演説する人やスローガンを叫ぶ人もいました。普段プラカードを持って立っていた歩道は警察が巡回していて、プラカードや横断幕を掲げた人は連行されたりしました」
陳情者の宮敏賡さんが1月1日より、「打倒共産匪賊」と書いた服をまとい、抗議している様子が大紀元と新唐人に報道されてから、陳情者の間で注目されました。15日に再度宮さんが現れると、すぐに陳情者らに注目され、写真を撮られましたが、その後すぐ警察に連れて行かれました。
陳情者 宮敏賡さん
「来週もまた行きます。服を一枚警察に没収されたので、また書いて着ていきます。もうすぐ旧暦新年なので、正月の後は毎日『打倒共産匪賊」』と書いた服を着て、裁判所に行きます。彼らと最後まで闘います。共産党に追いつめられ、もう生きていけませんから」
宮さんは1992年、上海のある企業と合資会社を設立しましたが、後に、経済トラブルが発生し、全財産を没収され、妻とも分かれました。それ以来17年間陳情しているものの、未だに解決されないままだそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/16/atext1045198.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)