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中国「ロックの父」 CCTV年越し番組出演拒否

2014年01月17日

【新唐人2014年1月17日付ニュース】中国の「ロックの父」と呼ばれる崔健さんが、中国中央テレビ局の年越し番組の出演を拒否したとの情報が、中国メディアをにぎわせています。15日、崔さんのマネージャーも新唐人に対し、中央テレビの番組に出演することはないと明かしました。

 

崔健さんのマネージャーは「ニューヨーク・タイムズ」の取材の際、「歌詞を変えることはない」、「審査は断る」と示しました。

 

崔さんは1989年の天安門事件の際に学生たちを支持した事で、中央テレビにずっと封殺されていたため、年越し番組出演の情報は広く注目を集めました。

 

1989年の天安門事件の前、崔さんは自ら天安門広場に赴き、ハンスト中の学生たちのためにヒット曲「何もない」を歌い上げました。この曲は、民主化を求める学生らに愛唱されました。

 

翌年の1990年、四川省成都で行われたアジア競技大会のチャリティーコンサートで、崔さんは1987年の中越戦争からインスピレーション得て創作した歌「最後の一撃」を披露し、「去年の銃声が最後の一撃であることを望む」と述べました。

 

ウイグル人教師 当局に再度連行

 

16日、中国外務省は15日に自宅から連行された北京中央民族大学のウイグル族教師、イリハム・トフティさんが刑事拘留されたことを明らかにしました。イリハムさんの母親は当日夜に釈放されました。

 

イリハム夫人によると、15日に警察およそ40人が家宅捜索に来た後、16日にも十数人の警察が来て捜索をしたそうです。

 

現在、イリハムさんが住む団地には多くの警察が配置され、マンションの入り口には5〜6人の警察官が見張っているそうです。一家の外出も禁止され、ゴミ捨ての際も警察官がついているそうです。

 

イリハム夫人によると、中央民族大学のウイグル族学生6〜7人も、イリハムさんと同時に連行されたそうです。学生らも宿舎を捜索され、パソコンや携帯電話、銀行カードなどを持っていかれたそうです。

 

ミニブログ(微博)ではこの情報は当局によって封鎖されています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/17/atext1045580.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

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