【新唐人2014年1月21日付ニュース】ベルギーの2013年「年度絵画コンクール」で、中国での法輪功迫害をテーマとした作品が最優秀賞に輝きました。
迫害で亡くなった娘を抱きかかえている母親の目が、娘を失った悲痛な気持ちを語っています。絵画「不必要な死亡」は300点以上の応募作品の中から、ベルギーの「年度絵画」最優秀作品に選ばれました。
ギャラリー責任者 ピーター・ファン・エテンさん
「最優秀賞に遜色のない作品です。作品の質が非常に優れ、構図、色彩および表現しているテーマも最優秀賞に遜色のない作品です」
審査員は、作品は構図がシンプルで、鮮明な色彩対比でテーマをはっきり表現し、伝統美術への情熱と社会への責任感がうまく融合され、心を打つ、感動的な作品に仕上がっていると評価します。また、均衡のとれたシンプルさは、仏家思想の隠喩としてとらえることができ、赤い壁の亀裂にさえ、深い意味合いが込められ、優勝に遜色のない作品であると称えます。
「不必要な死亡」作者 Wim Van Aalstさん
「法輪功学習者が不法に逮捕され、殴打、虐待、酷刑を受けています。その期間は長くて残酷なものです。あの亀裂は中国共産党がこれらの罪を犯す過程で、自滅する事を象徴しています」
今回の活動の企画者は、この作品を初めて見たとき、衝撃的な視覚効果にまず引きつけられたと述べます。
企画者 Raoul Lochtさん
「作品の背後のストーリーと訴えている問題が分かってから、さらに衝撃を受けました。視覚効果の背後のストーリーをしっかり表現できることは重要なポイントです」
300点の応募作品の中らか選ばれた13点が今回、ギャラリーに展示されました。3月からは、オランダから選ばれた作品13点も一緒に展示され、4月末まで開催される予定です。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/01/14/a1043139.html (中国語)
(翻訳/徳山 編集/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)