【新唐人2014年2月14日付ニュース】上海社会科学院が12日に発表した世界の主要40都市に関する報告書によると、北京市の汚染度が限界値に向かっており、人類の居住に適さないレベルに近づいています。
上海社会科学院が発表した「2014年国際都市発展趨勢」は、北京の居住指数は平均値より遥かに低く、居住に適さない都市であると伝えています。環境指数も平均値の半分で、基準に達していません。汚染は極めて深刻で、人類の居住に適さないレベルに近づいているとのことです。
北京の詩人 王藏さん
「スモッグが特に深刻で、外出時は特に苦しいです。もっと多くの人が表に出て、抗議してほしい。奇形的な権力官僚経済が民衆の金を搾取した後、生態環境を破壊しています。中共の独裁は地球上で最も邪悪な破壊機器です」
北京市民 王さん
「スモッグがひどくて、青空と白い雲が見えない。呼吸器に対する影響も非常に大きいのです。環境意識が薄く、環境保護をしなかったのです」
生態指標のランキングでは、世界の主要40都市のうち、ストックホルムが1位で、香港は34位、上海は36位、北京は39位でした。モスクワが最下位となりましたが、その主な理由は「厳しい寒さと長い冬」が自然環境に影響したからだそうです。
北京市民 楊さん
「中国の汚染はますます深刻になり、各地の目標は経済発展です。都市だけでなく、農村も汚染されています。条件のある人は空気のいい処に移民しています」
生態指数の調査では、居住指数、環境指数、汚染指数の3項目の調査が行われましたが、北京の生態指数は40都市の中で、下から2番目の39位でした。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/13/atext1061521.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)