【新唐人2014年2月18日付ニュース】上海社会科学院が近日発表した報告によると、北京の大気汚染は人類に居住に適さないレベルにまで達しています。北京を訪れた外国人は市民が生活している劣悪な環境に驚愕しています。
北京では近日、再度深刻なスモッグ天気が続いています。北京を訪れた観光客は、汚染の深刻さに驚きを禁じ得ません。
エストニア観光客
「呼吸が苦しい。スモッグが本当に深刻で、初めて見た時、不思議に思いました。こんな空気の中で、どうやって生きているのかと。ここでは息が苦しい。私は喫煙者ですが、ここは本当に深刻です」
深刻なスモッグの影響で、天安門広場での国旗掲揚式もはっきり見えなかったようです。
大学生 李薇さん
「空気が悪く、ホコリっぽいです。特に朝に国旗掲揚式を見に行ったとき、空が灰色で、写真もはっきり写らないほどでした。マスクも使った後は真っ黒で、鼻の穴も真っ黒でした」
中国の大都市のほとんどは世界中で最も汚染が深刻な都市になっています。北京は特にひどく、人類の居住に適さないレベルに至っています。
中国当局の経済成長率のみを追求する発展モデルによって、中国の空気、水、土壌など至る所に深刻な汚染がもたらされ、民衆の不満は募る一方です。
当局は、汚染改善のために3兆元を投じると豪語していますが、中国人が本当にきれいな空気を吸えるかどうかは、事実を持って証明するしかありません。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/17/atext1063456.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)