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金をゆする警察 証拠録音暴露

2014年02月23日

【新唐人2014年02月23日ニュース】近日、周永康元政法委員会書記と関係のある高官や企業家が相次ぎ失脚し、注目を集めています。周永康時代の政法委員会のマフィア同然の数々の犯罪行為も、次々白日の下に曝されています。21日、法輪功迫害追跡国際組織が、山東省の警官が法輪功学習者の家族から500万元の大金を揺する電話録音を公開しました。

 

この警官の名前は米光亮。山東省済南市歴城区仲宮派出所のごく普通の警官です。今年の旧暦新年の前、彼は地元の女性法輪功学習者、柴迪雲さんの逮捕に加担しました。海外在住の女性の家族との通話の中で、米光亮は「女性は確かにいい人だが、金を出さないと刑務所の中で死なせる」と脅迫しました。

 

山東省濟南市警官 米光亮

「この人は確かに良い人である。こうしよう。私の権力で彼女を『保釈治療』にできる、わかるでしょう?無条件に釈放するのは不可能だ。今は共産党の社会だから、上下関係の処理に色々と経済補償が必要だ。金を出さないと、絶対釈放しない。多くは要求しないが、500万元でいかが?私を腹黒とか欲張り過ぎとは言わないでほしい。正直に言って、私の権力は大きくないが、私のサイン1つで彼女を釈放できる。私がサインしないと、彼女は刑務所で死ぬかもしれない」

 

我々は法輪功迫害追跡調査国際組織の汪代表に取材を行いました。

 

記者 林瀾

「今回初めて経済迫害に関する通告が出されましたが、これは個別案件でしょうか」

 

法輪功迫害追跡調査国際組織 汪志遠代表

「この種の金のゆすりは全国範囲で普遍的に行われ、しかも非常に悪質です。これは江沢民の『3つの政策』と関係があり、内部規定では法輪功学習者に対し、1、名誉を傷つけ。2 、経済的に崩壊させ。3、肉体を消滅するのです」

 

記者 林瀾

「『経済的に崩壊させる』とは」

 

法輪功迫害追跡調査国際組織 汪志遠代表

「『経済的に崩壊させる』とは、例えば、法輪功学習者の職を奪う、家宅捜索、家財没収、本人や親族から罰金を取るなど、明慧ネットで『勒索』(ゆすり)の2文字を検索にかければ、8万件以上ヒットします。中共の封鎖や深刻な迫害や抑圧が原因で、多くの情報が外部に伝い出されていないだけです。もう一方で、中共は警察が法輪功学習者から財産を略奪するのを放任し、迫害政策の執行する積極性を助長しているのです」

 

記者 林瀾

「外部が疑問に思うのは、法輪功に対する迫害手段の1つである強制労働制度がすでに廃止になり、政法部門の上層部の周永康や李東生なども、すでに失脚しました。となると、迫害が軽減しているのでは?」

 

法輪功迫害追跡調査国際組織 汪志遠代表

「実際の状況が違います。強制労働所は解散しても、法輪功学習者に対し直接刑を下し、あるいは洗脳班に送り、迫害を続けています。もう1つは、周永康や李東生などの高官に対しても、『汚職腐敗』で摘発しており、彼らの法輪功への迫害の罪は問われないでしょう。だから下の部門にとって、迫害政策は依然として続いているのです。中共の法輪功への迫害手段は他の民衆に対しても使われています」

 

現在のような物質社会で、中国の多くの人々は金銭で全ての物事の価値を決めることができると考えています。1人の善良な人が自由を得るのに、この警官は500万元を求めました。相手が良い人であると認めながらも、迫害の流れに加担し、迫害を助長しているのです。では、良識の価値はいくらなのか、中国人一人一人に考えてほしい問題です。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/22/atext1067270.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)

 

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