【新唐人2014年02月27日ニュース】中国共産党による法輪功学習者からの臓器狩りが暴かれてから、関心を示す国がますます増えています。「強制臓器摘出に反対する医師組織」(DAFOH)は世界範囲で署名活動を行い、臓器狩りの制止を呼びかけました。イスラエルでは2008年にすでに自国民が中国に臓器移植ツアーに行くのを法律で禁止しています。近日、イスラエル国会で再度、中国の臓器狩りに関する特別シンポジウムが開かれました。
シンポジウムはイスラエル国会のモーシェ・フェイグリン(Moshe Feiglin)副議長の発起の下で行われました。
イスラエル国会 モーシェ・フェイグリン副議長
「こんな言葉があります。『邪悪は善人の協力と助けを必要としない』。邪悪にとって、善人が沈黙するだけでいいのです」
中国で不当に監禁され、拷問を受け、後にフィンランドに亡命した法輪功学習者が、涙ながらに中国での経歴を述べました。
法輪功学習者 Lu Shipingさん
「皆さん、これらの恐ろしい、人道に対する暴虐が未だに中国で起きています」
2008年、イスラエル国会は、臓器の出所が不明な国で臓器移植手術を受けた患者に保険金を支払ってはいけないと法律で禁止しました。
イスラエルSheba病院心臓移植部主任 Nissim Zeev教授
「2008年から 中国に移植に行くイスラエル人患者は1人もいません。我々は他国のための手本となり、臓器のために中国に行くのを禁止しています。これだけでは足りません。引き続き努力して中国の臓器狩りを停止させねばなりません」
イスラエル国会議員 Rabbi Nissim Zeev氏
「我々は口先だけでなく行動に移し、他の国と連携して命を救うべきです」
今回の活動の発起人、フェイグリン副議長は、イスラエルは喜んでお手本になると示しました。
イスラエル国会 モーシェ・フェイグリン副議長
「自由世界の国々も覚醒しつつあります。ますます多くの人が臓器狩り反対の闘いに参加しています。イスラエルはこの正義と道徳の闘いのリーダーになります」
シンポジウムにはイスラエルの国会議員の他にも、カナダの元国会議員デービッド・キルガー氏、イギリスの作家でジャーナリストのイーサン・ガッドマン氏なども出席しました。
今回の特別活動では、「真善忍国際美術展」も同時に開催され、中国の迫害から逃れた画家たちの作品を展示しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/23/atext1067469.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)