【新唐人日本2010年12月31日付ニュース】前回は、今年前半の主なニュースをお伝えしました。では、本日は今年後半の大事件をお伝えします。
2010年サッカーワールドカップが南アフリカで、6月11日から7月11日まで開催。アフリカで初の開催で、スペインが初優勝を飾りました。
アフリカのコンゴ東部で、7月2日の夜、タンクローリーの横転で爆発事故が発生。少なくとも230名が亡くなりました。火は近くの住民宅とワールドカップを放映していた映画館に飛び火し、大きな犠牲が出ました。
7月9日、アメリカとロシアがオーストリアの首都、ウィーンで、冷戦以来最大のスパイ交換を実施。ロシアのスパイ10名とアメリカのスパイ4名が交換されました。
7月、東欧と中欧の気温が史上最高を記録。ロシアも、数十年ぶりの最高気温になりました。
中国の中部と南部で、土石流と洪水が起こり、700名以上が死亡。
7月24日、およそ140万人がドイツのデュイスブルクの音楽イベントに殺到。狭い入り口で転倒事故が起こり、17名が死亡しました。
8月6日、パキスタンで史上最悪の水害が発生。2,000名近くが亡くなりました。
豪雨を受けて、現地時間の8月7日、中国甘粛省で巨大な土石流が発生。多くの村が埋まり、2,000人近くが死亡。土石流の主な原因は、森林や河川の過度な開発だと専門家はいいます。
8月9日、長崎で、原子爆弾の投下から65周年の記念式典が開かれました。今年は駐日アメリカ大使が初めて、直前の広島の式典に出席しました。
香港の旅行客20数名を載せた観光バスが、8月23日、フィリピンの首都マニラで、銃を持った元警官にのっとられました。警察の人質救出活動の中で、犯人と銃撃戦が起こり、犯人と人質8名が亡くなりました。
9月4日、ニュージーランド第2の都市、クライストチャーチでマグニチュード7の地震が発生。大地震でしたが、幸いにも死者は出ませんでした。
北朝鮮の後継者、金正日(きむしょんいる)主席の三男、金正恩氏が、10月10日、朝鮮労働党の建国65周年の軍事パレードに出席。初めて、公の場に姿を現しました。
69日間も地下に閉じ込められていたチリの鉱山の作業員が、10月13日、全員無事救出されました。鉱山事故の歴史にとって、1つの奇跡です。この救出劇は世界中の人の目を釘付けにしました。
10月25日、マグニチュード7.5の地震による津波で、インドネシアの多くの島が被害を受けました。多くの人が家を失い、津波でおよそ400名が死亡しました。
10月31日、ある武装グループがイラクのバグダッド中心部の教会に押し入り、キリスト教徒100名余りを人質に立てこもりました。救出活動の中で、犯人3名が自爆。人質約10名とイラク兵士7名が死亡。アルカイダが犯行声明を出しました。
アメリカの中間選挙が11月2日終了。共和党が下院で勝利し、上院でも数を増やしました。オバマ大統領は11月3日、経済の低迷で民主党が敗北したと認めました。
11月4日、乗客乗員合わせて469名を載せたカンタス航空のA-380エアバスがシンガポールを出発してまもなく、エンジンが爆発したものの、無事に不時着。事故後、カンタス航空は、所有するA-380の飛行を一時ストップしました。
ミャンマー軍事政権は11月13日、ノーベル平和賞受賞者のアウンサン・スーチーさんを釈放。スーチーさんは、政治犯の釈放を政府に訴えました。
イギリスのウィリアム王子が11月16日、ミドルトンさんとの婚約を発表。来年の4月19日が挙式の予定です。
11月22日、カンボジアの水かけ祭りで345名が死亡、300名が負傷する転倒事故が発生。当日の夜、数千名が首都プノンペン付近の島の水かけ祭りに参加。ある橋で1人が転倒した結果、群集が将棋倒しになり、多くの死傷者が出ました。
11月23日、北朝鮮が黄海に浮かぶ韓国の島、大延坪島に向けて、砲撃。韓国の兵士2名と民間人2名が死亡。この後、黄海の米韓軍事演習には米軍空母“ジョージ・ワシントン”も参加しました。
11月28日から、ウィキリークス(Wikileaks)が25万件余りの機密文書を発表。これらは、世界各地のアメリカ大使館からの公電でした。内容はほぼ、世界すべての重要な問題に関わっています。創始者のアサンジ氏は、この後、強姦罪で国際手配されました。
12月1日、イスラエル史上最大の森林火災が発生。42名が亡くなりました。
アメリカの下院で、米ロ新戦略武器削減条約が可決。これはオバマ政権にとって、ロシアとの関係改善の重要な一歩だとみられます。
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