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米ペットコ 中国産ペットフード販売中止へ

2014年05月23日

【新唐人2014年5月23日】アメリカ食品医薬品局FDAの報告書によると、中国産ペットフードを食べた多くの犬が死亡しています。5月20日、ペットフード販売業者「ペットコ」が、中国産ペットフードの販売を年内に終了させると発表しました。

 

サンフランシスコのペット用品店「ペットコ」では、中国産ペットフードの在庫一掃セールが行われています。一方、アメリカ産のペットフードは、原価で売られています。

 

ペットコは、アメリカで初めて中国産ペットフードの販売中止を発表した企業です。中国産ペットフードで犬が死亡したとのFDAの報告を受け、中国製品の販売中止に踏み切りました。

 

ペットコの幹部は20日に発表した声明の中で、「これは時間をかけて慎重に考慮したうえで決めたことで、この決定に誇りを感じる。顧客も喜ぶに違いない」と述べています。

 

ペットコの幹部 Jim Myers氏

「これは時間をかけて慎重に考慮したうえで決めたことで、この決定に誇りを感じる、顧客も喜ぶに違いない」

 

チャイナタウンの近くに住み、5歳になる犬を飼っている市民は、ペットフードは国産を選ぶと話します。

 

市民 Malcolm Angusさん

「フードの産地が分かるのであれば、中国産ではなく、地元産を買います」

 

FDAの報告書によると、2013年に報告されたペットの病気案例4800件のうち、1000匹の犬が中国産のペットフードを食べた後に死亡しています。死亡の具体的な原因は確定できていないものの、中国産ペットフードに疑いの目が向けられています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/05/22/atext1111150.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

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