【新唐人2014年6月17日】６月12日午前９時35分ごろ、浙江省温州市街地にある中山公園付近で爆発音が聞こえました。目撃者によると、温州県学前路の中山派出所の入口で、中年の男が爆弾を爆発させました。幸い、死傷者は出ておらず、派出所の警官が警告発砲した後、男は取り押さえられました。
目撃者によると、男は２つ目の爆発物に火をつけていた時に取り押さえられました。爆発の後の現場にはスチールボール、爆竹、ライター、ネジなどの充填物が残っていたそうです。
温州県学前商店 田さん
「派出所入り口で音がして、すぐに取り押さえられました。（銃声は）１発だけだったので、テロ攻撃でないのはすぐに分かりました。彼は一人だったし、爆発の威力も大きくなかったです」
地元警察は、容疑者は地元の1957年生まれの胡（こ）という男で、犯行直前に高濃度のアンフェタミン（覚醒剤の一種）を飲み、ぼんやりとした状態だったと発表しました。一方、ある情報では、この男は借金のいざこざで中山派出所と話し合いがつかず、怒りが収まらなかったので、犯行に走ったと伝えられています。
温州学前商店 蔡さん
「派出所のそばで爆発しました。爆発物が取り除かれましたが、皆緊張していました。警察は 男は地元の人で、薬物を摂取したと言っていますが、きっと彼ら（派出所）に対し、彼は不満があったのでしょう。我々のこの社会は貧富の差が激しすぎるので、不満だったのでしょう」
中山派出所は記者の取材を回避しました。
温州県学前中山派出所
「昨日 爆発事件？私は知らないよ」
中国では最近、毎日のように各地で爆発事件が起きています。例えば、６月10日、湖南省潜江（せんこう）市で爆弾を持った退役軍人がキャンパスで人質をとり、射殺されました。また６月９日、雲南省楚雄（そゆう）市のマンションで爆発が起こり、３人が死亡し、４人が負傷。６月８日には、黒竜江省安達（あんたつ）市のファーストフード店ディコスで爆弾が爆発し、警官３人が負傷しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/06/13/atext1116202.html （中国語）
（翻訳/赤平 ナレーター/村上 映像編集/李）
