【新唐人2014年7月18日】中国でバスの爆発事件が後を絶ちません。15日夜、広東省広州市で、路線バスがバス停で突然爆発しました。中国国内メディアによると、少なくとも2人が死亡し、32人が負傷したとのことです。
15日夜7時過ぎ、広州市海珠区のバス停で突然路線バスが爆発し炎上しました。火は瞬く間に燃え広がり、5分後、バスは跡形もなく全焼しました。
現場近くに住む市民によると、友人が事故を目撃したそうです。
広州市海珠区市民 駱さん
「友人が先現場から戻りましたが、爆発音とともに火が着きました。音は大きくなかったけど、火の勢いがすごく木も全部枯れました。暗くなっていて、至る所で炎が立ち上りました」
目撃者によると、現場では2人が死亡し、焦げ臭いにおいが充満していたそうです。
中国メディアの報道では、目撃者によると事故当時、バスには少なくとも4〜5人の乗客がまだ乗っており、また別の目撃証言では身体に火のついた乗客3人がバスから転げ落ちたそうです。
広州市公安局は公式ミニブログ(微博)において、事故によって2人が死亡し、32人が負傷したと発表。事故の原因については言及していないものの、乗客が危険物を持ち込んだのではないかと疑われています。
中国では最近各地でバスの爆発事件が頻発しています。例えば、7月に浙江省杭州市でバス放火事件が発生。5月には四川省でバスが爆発・炎上。2月には、貴州省貴陽市でバス爆発事件が発生し、6人が死亡し、35人が負傷しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/16/a1123282.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/李)