HOME > ニュースページ > 事件・事故・災害 > 詳細

内モンゴルにロケット落下? 汚染を案じる住民

2014年08月10日

【新唐人2014年8月10日】8月7日午後、内モンゴル自治区内に、ロケットあるいはミサイルのようなものが落下し、刺激臭のあるオレンジ色の煙が上がりました。残骸には「中国航天」の4文字が見られます。当局はただちに情報を封鎖し、大量の書き込みを削除しました。地元住民は人工衛星が落下したのではないかと考えています。

 

情報によると、オレンジ色の煙はロケットの推進剤で発がん性のある毒物、非対称ジメチルヒドラジンだと見られます。ネットには、「酒泉衛星発射センターから発射されたミサイル」だとか、「太原衛星発射センターから打ち上げられた極超音速滑空ミサイル『WU-14』だ」などの書き込みがあるように、ミサイルの残骸だと憶測するユーザーが少なくありません。

 

オルドス市民 王さん

「皆 ミサイルだと言っていますが、衛星でしょう」

 

サイト「蒙古新聞」はネットユーザーの情報として、「当局は大規模な軍事コンテストを行い、すでに深刻な放射能汚染を起こしている」と伝えたほか、ある匿名のネットユーザーは、「中共は発射に成功すれば報道するが、失敗すれば報道しない。体裁のいいことなら、必ず報道する」と述べています。

 

オルドス市民 王さん

「詳しいことは分かりません。落下地点のブルン湖は汚染されたでしょう」

 

9日、この件について地元政府と警察に確かめようとしましたが、誰も電話に出ませんでした。

 

ネットの情報によると、中国が発射したロケットが7日の午後、内モンゴル自治区内で墜落した模様です。当局は情報を封鎖し、ネットの書き込みも削除されています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/09/a1129304.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

トップページへ