【新唐人2014年8月28日】8月24日、湖南省竜山県の高校で新入生に対する国防訓練が行われました。その際、教官が生徒に体罰を加えたことから、大勢の教官が教師や生徒100人と衝突する事態に発展しました。
ネットユーザーが暴露したところによると、湖南省竜山県の皇倉(こうそう)中学校で、新入生に対する国防訓練が行われた時、ある教官が女子生徒をからかいました。それに抗議した男子生徒が教官から体罰を受けたので、担任が生徒のために釈明したところ、教官数人から暴行されました。ここから大規模な衝突に発展したのです。生徒100人以上が負傷し、1人は失明しました。
高校の近所の住民 肖さん
「酒を飲んだ教官が生徒に腕立て伏せを命じました。生徒が疲れて倒れると、足で蹴り始めたのです。止めようとした学校の教師も殴りました。教官20~30人と生徒100人以上が衝突しました。生徒1人はまだ応急手当を受けています」
地元政府が翌日午後、発表したところによると、合わせて42人が負傷しました。教官が1人、教師が1人、生徒が40人です。25日の17時の段階で、25人が病院で治療を受けていました。
竜山県宣伝部 熊軍さん
「ほぼ落ち着きました。負傷者は一部退院しましたが、まだ20数人が入院しています」
情報によると、教官は退役軍人です。去年も、この学校に派遣された際、教師や生徒と衝突していました。この事件は、ネットでも高い注目を浴びていますが、大部分が教官の行為を批判し、教師や生徒に同情しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/26/a1133229.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/萩野 映像編集/李)