【新唐人2014年9月25日】広東省でデング熱が蔓延を続けています。9月22日現在、広東省全体で6089例の感染者が確認され、うち、広州市だけでも5190人を占めており、2人はすでに死亡しています。ここ20年来、最も深刻な状況だそうです。
広東省疾病制御予防センターのデータによると、9月22日0時現在、広東省全体では6089例のデング熱患者が確認されました。うち、広州市だけでも5190例を占めていますが、2人はすでに死亡しています。佛山市でも622例確認されています。感染例はここ数日間で急増し、19日の4800例から、わずか3日間で新たに1289例増えました。
広東省疾病制御予防センター 職員
「広州市が比較的多く、すでに2人が死亡し、いずれも年配者です。広東省全体では6000例以上で、毎日増えています。広州市第八人民病院は患者で溢れかえっています」
情報によると、広州市の12の区でデング熱患者が確認されているほか、佛山市、中山市、江門市などでも感染が確認されています。デング熱は蚊の多い夏に多発しますが、広州市衛生局の研究結果によると、広州市のデング熱のピークはまだ到来しておらず、11月までは油断できないとのことです。
広州市疾病制御予防センター 職員
「広州市の例年の例を見ると、毎年11月末まで蚊がいなくなるまで続きます。もっと拡大する可能性も否定できません。主な症状は発熱と全身の痛みです。蚊に刺されないように気をつけるべきです」
「財新網」の23日の報道によると、広州市の今年のデング熱はここ20年来最も深刻で、感染者数はすでに去年の4倍に上っています。広州市では去年もデング熱がはやりましたが、感染者数は1240人でした。一方、2010年、2011年、2012年の感染者数はいずれも150人未満でした。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/23/a1140618.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)