【新唐人2014年9月30日】先日、雲南省昆明市の小学校で転倒事故が起きました。事故で死亡した児童6人の保護者が9月28日、加害者に対する処罰が軽すぎるとして抗議しましたが、すぐ当局に鎮圧されました。
9月27日、当局は転倒事故の処分として、小学校の校長を含む5人を停職に、2人を免職にすると発表しました。死亡した児童6人の保護者は処罰が軽すぎるとして、「人を殺したら命で償え 責任者を罰せよ」という横断幕を掲げて抗議しました。
目撃者 劉さん
「午前中 校門の所に10~20人いました。大声を上げ興奮していました。街頭には児童の親戚もいたはず、横断幕には訴えが書かれていました」
この学校の低学年の児童は、2棟の古い建物で昼休みを取ります。建物の中は暗くて、廊下は1メートルほどしかありません。100平米の部屋に1クラスの児童が昼寝をしていました。
犠牲者の家族だというネットユーザーは、「昼休みが終わった時、児童を誘導する教師が1人もいなかった」と明かしました。
昆明市 楊さん
「死んだ児童の保護者は加害者の厳罰を望んでいます。事故の起きた小学校は昆明市で一流の学校ですが、安全教育はまったく軽んじていました。教育体制の問題です」
雲南省昆明市の明通(めいつう)小学校で26日に起きた転倒事故では、児童6人が死亡、26人が負傷しました。当局の発表によると、昼休みを終えた低学年の児童が教室に戻ろうとした時、廊下に置かれていたスポンジが倒れたために事故が起きました。しかし、校舎の倒壊が原因だと語る目撃者もいます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/29/a1142173.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)