【新唐人2014年10月11日】香港の「セントラル占拠」運動はすでに14日目を迎えました。中国大陸では香港市民にエールを送った多くの人々が当局に拘束されています。９日、ネット上には「天安門広場を占拠しよう」という呼びかけが現れました。
９日、「天安門占拠」というアカウントがツイッターに現れました。「香港のセントラル占拠運動に声援を送るため、10月11日午前10時から午後５時まで、北京の天安門広場を占拠する。識別暗号は手に傘を持つこと」としています。また、天安門広場が封鎖された場合は、王府井（わんふじん）のマクドナルドの前を予備会場にするとし、陳情者や有識者がふるって参加するよう呼びかけています。
時事政治評論家 郭宝勝さん
「私も支持者の１人です。香港の平和的なセントラル占拠は、中国と世界の支持が必要です。天安門広場占拠は囲魏救趙の戦術で、北京を攻める方法で当局に脅威を感じさせるのです。そうすると香港問題で妥協する可能性があります」
香港でセントラル占拠が始まってから、中国の多くのネットユーザーも香港にエールを送りましたが、すでに40人以上が当局に拘束されました。さらには、北京の警察当局は街で傘を差す市民は全員調べるよう命じています。グループで傘を持っていて、黒い服を着ている場合は、警察署に連行して尋問を受けなければならないとのことです。
時事政治評論家 郭宝勝さん
「ネット上では中国で拘束されている人は香港よりも多いと言われています。中共当局が最も恐れているのは、香港の占拠運動によって大陸にも火がつき、人民が覚醒し、蜂起することです。だから厳しく統制するのです」
11日に実際どれほどのネットユーザーが天安門広場に行けるかは未知数ですが、郭（かく）さんは、行く人は必ずいると確信していると述べました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/10/a1145156.html （中国語）
（翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/坂本）
