【新唐人2014年10月20日】中国に宗教の自由がないことはよく知られていますが、中国国内で行われている迫害の深刻さは、さほど知られていません。17日、法輪功学習者らはアメリカ・サンフランシスコの観光名所、ゴールデンゲートブリッジを徒歩で渡り、中国で起きている迫害を訴えました。
軽い挨拶とともに、真相を伝えるチラシを渡すだけで、シュプレヒコールもありません。世界各地から集まった法輪功学習者らは、パネルを掲げただけで、静かにゴールデンゲートブリッジを渡ります。パネルには「信念のために殺される」、「迫害の停止を」などと書かれ、中国で行われている迫害の真相を伝えています。
許家玫さんは、72歳の高齢にもかかわらず、中共から6年の判決を下され、残酷な拷問を受けました。
法輪功学習者 許家玫さん
「あれは生き地獄でした。人間性のかけらもない迫害でした」
許さんは自身の体験をもって、中共の邪悪な本質を世の人々に伝えています。
法輪功学習者 許家玫さん
「中共の本質は『虚言、悪、闘争』ならず者の本性だから。『真善忍』を迫害するのです」
法輪功の迫害事実を伝えるサイト「明慧ネット」によると、中共の迫害で亡くなった数えきれない学習者のうち、3796人の身元が確認されています。
スウェーデンの法輪功学習者 Almrothさん
「世界は法輪功への迫害に注目すべきです。これは世界最大の迫害です。世界中の人々への迫害でもあります」
ドイツ人のマンターさんは、2001年に世界36カ国から集まった法輪功学習者と共に、北京の天安門広場で迫害の停止を訴えました。中共には善良な人々を虐殺する権利がないと述べます。
ドイツの法輪功学習者 Ammett Munterさん
「中国の学習者が虐殺されています。彼らにはこの情報を公衆に知らせる機会がありません。中国のメディアは全部検閲されるからです」
全長2737メートルのゴールデンゲートブリッジ( Golden Gate Bridge)、アメリカ西海岸のサンフランシスコ湾と太平洋が接続するゴールデンゲート海峡に架かる吊り橋で、観光名所として知られています。およそ500人の法輪功学習者らは、2時間かけて橋を往復し、中国の真相を伝えるとともに、迫害の停止を訴えました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/18/a1147090.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)