【新唐人2014年10月23日】中共寄りの香港政府の財務大臣は先日、デモにより香港経済は低迷し、小売業が崩壊するだろうと述べていました。しかし、ある有名百貨店の社長は公の場で、この見方を否定しました。
香港に7店舗を持つYATA(ヤッタ)デパートのダニエル・チョン(荘偉忠)社長は、雨傘運動が起きたあと、10月1日から19日まで、売上高は減るどころか、逆に去年より28・6%も増えたと述べました。
旺角(モンコック)の店舗は売上額が少々減ったものの、この店はデモの地区から離れているので、売上額減少はデモと関係なさそうです。
香港の財務大臣は先日、雨傘運動により、香港のクレジットカードの使用額が大幅に減るだろうと述べていましたが、ダニエル・チョン(荘偉忠)社長はこれに疑問を呈します。たとえ旺角(モンコック)が占領されても、消費者は他の所へ買い物に行くので、さほど影響はないだろうと強調しました。
香港商務及び経済発展局が21日に立法会に提出した資料によると、9月29日から10月16日までの期間中、香港を訪れた観光客数は去年より11.4パーセント増え、うち、中国大陸からの観光客は15.6パーセント増えています。
また、民主派の集会現場となっている銅鑼湾(コーズウェイベイ)はかえって、中国人に人気の観光名所となっています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/23/a1148197.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)