【新唐人2014年11月07日】台湾のひまわり学生運動に対しては批判的な態度を取りながらも、香港の雨傘運動を支持すると公の場で何度も表明した馬英九総統に対し、中国メディアが文章を発表し、「自重するように」と警告しました。
中華民国 馬英九総統
「行政長官の普通選挙を勝ち取る行動に対し、私も再度堅い支持を表明します」
馬総統のこの言葉が、中国メディアの批判を招いています。官製メディア「環球時報」は文章を発表し、馬英九は「地方の頭目」にすぎず、言葉にも責任を持っていない。選挙で民進党からの攻撃を避けることばかり考えていると批判しました。また、台湾はすでに中国離れできないため、北京に挑発しないよう警告しました。
中共官製メディア「環球時報」
台北市長選候補 柯文哲氏
「たとえ小さな隣国の元首であっても、礼儀というものがあります。せめて外交礼節は必要でしょう」
中国の官製メディアに批判された後、馬総統は再度、香港の情勢に対して声明を発表し、自身の言葉に対しては理性的に理解してほしい、対話こそが香港問題を平和的に解決できる唯一の手段であると呼びかけると同時に、中共当局には理性的に処理し、危機をチャンスに変え、中台間の距離を縮めることを望みました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/05/a1151368.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/ 映像編集/)