【新唐人2014年11月18日】G20ブリスベン・サミットが閉幕しましたが、サミットの開催中、世界のメディアは主要な議題だけでなく、会場の外の市民の声も拾いました。中でも、法輪功学習者が体験した迫害は、各国メディアに深い印象を残したようです。
サミットの開催中、中国発祥の気功、法輪功の団体が各国メディアの注目を浴びました。法輪功の学習者は、自分の信念を貫いたために中共当局から理不尽な迫害を受けてきたためです。家族が離れ離れになったケースも少なくありません。
法輪功の学習者、俞平(ゆ へい)さんはかつて清華大学で博士課程を専攻していました。しかし1999年に中共当局による法輪功迫害が始まると、俞平さんは休学を余儀なくされ、同じく学習者だった妻は拘束されたうえ、拷問を受けました。
法輪功の学習者 俞平さん
「警察は6本のスタンガンを使い、15万ボルトの高圧で、1時間近く 拷問しました」
こうして、俞平さん夫婦は6年にわたり迫害を受けました。また夫婦が拘束された時、娘はわずか1歳半でした。幼い心には大きな傷が残ったそうです。
その後、一家はオーストラリアで平穏に暮らしています。彼らがブリスベンの街頭で伝えた真相は、世界各国のメディアによって報道されました。
法輪功の学習者 趙玉敏さん
「海外に来られるのは少数で、大多数の法輪功学習者は大陸で、家族離散に遭っています。彼らの気持ちがよく分かります。実際の行動で迫害を止めたいです」
法輪功の学習者 俞平さん
「メディアを通じ、この声を世界に伝え、迫害を直ちに終わらせたいです」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/16/a1154323.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)