【新唐人2015年1月1日】中共当局は12月31日午後、天津市の元トップで中央政治局委員の孫春蘭(そん しゅんらん)を中央統一戦線工作部の部長に任命し、失脚した令計画の後任としました。
令計画の義弟 人権派弁護士を迫害か?
大陸の「財新網(ざいしんもう)」は12月29日、統一戦線工作部の前部長、令計画(れい けいかく)の義弟、谷源旭(こく げんきょく)が調査のため連行されたと伝えましたが、具体的に何の問題の調査なのかは報道されていません。谷源旭は黒竜江省政府の公式サイトから、すでに名前が削除されています。ただ、2014年3月29日、「検査と指導」のため、七星拘置所に行ったという記事がネットに残っていました。実はその頃、法輪功学習者を弁護した人権派弁護士がこの拘置所に拉致され、拷問を受けていました。調査はこの件と関係があるかもしれません。
広東省佛山市で工場の爆発 17人が死亡
南方都市報の報道によると、広東省佛山市のある機械工場で12月31日、爆発が起こりました。目撃者によると、巨大な音が3回連続で響き、工場の屋根が吹き飛ばされ、黒煙が立ち上りました。すでに17人の死亡が確認されています。
雨傘を描いた少女が児童院送り 市民が猛反発
香港の14歳の少女が先週の火曜日、香港政府本部ビルの壁にチョークで雨傘を描いたため、警察に逮捕され起訴されました。裁判所は、父親には聴覚障害があり娘の面倒も見られないとして、少女を児童院送りにすることを決めました。これに対し、ネットでは少女を応援する署名が展開されたほか、弁護士も少女を釈放するよう求めました。ネット署名には5万人が応じ、勾留から17時間後、12月31日午後釈放されました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/01/01/a1165399.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)