【新唐人2015年1月22日】1月20日午前、北京市昌平区の昌平裁判所で、車の後退中に娘を轢いて死なせてしまった夫が妻に告訴され、夫と保険会社に対し89万元あまりの賠償金を請求する裁判が行われた。
原告の陳さんによると、2014年8月6日17時30分ごろ、夫の万さんが北京市昌平区馬池口鎮で車の後退中に車の後部左側にいた娘の小涵ちゃん(仮名)を轢いて死なせてしまった。
2014年8月7日、北京市公安局交通管理局は万さんの後方確認が不十分だったことが事故の原因だと断定した。
「異論はございません。全て私の責任です」告訴状を聞き終えた万さんはのどを詰まらせながらに言った。
事故を起こした万さんの車は中国太平洋財産保険株式会社の自動車保険に加入していたが、事故後も保険会社の保険金の支払いが遅れ、妻の陳さんが夫と保険会社を告訴するに至った。告訴内容は救護費、死亡慰謝料、葬儀代、精神的な慰謝料等の要求で合計89万元に上る。
報道によると、20日の午前の時点で判決はまだ出ておらず、保険会社は50%の保険金しか出さないという姿勢を崩していない。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/01/21/a1170883.html (中国語)
(翻訳/佐久間)