【新唐人日本2011年3月10日付ニュース】中国の温家宝首相と王岐山副首相が近いうち、日本を訪問します。さらに、楊潔篪外相も日中両国は最も重要な関係の一つだと強調。中国が日本への態度を軟化させた点について、専門家はアラブでの民主化のうねりとの関係を指摘しました。
中国の楊潔篪外相は、7日の記者会見で中国は日本とのハイレベルでの接触を強化し、相互信頼を進めると強調。共産党政権が日本への態度の軟化させた点について、専門家は、世界の情勢の変化に迫られた結果だと指摘します。
時事評論家 伍凡氏:「この世界情勢の変化、中東地域のジャスミン革命で、中共は孤立しています。この状況下で石油・食料価格が高騰し、米経済が大きな圧力を受けています。そんな折、日本の親米外務大臣が辞職、中共は日本を抱き込む機会だと思ったのです」
尖閣諸島など、日中間の係争が続く中、両国では相手を非難するデモも発生。この問題で、共産党政権の態度がどう変わるのか注目されます。
北京憲政学者 陳永苗氏:「当局の目的は国内の統治を守ることです。だから国際関係では面倒を起こしたくない、多少の犠牲を払っても、共産党政権を守りたい。国の利益のためには動きません。できるだけ譲歩しないものの必要になれば譲歩するでしょう」
日中関係を本当に、安定させ発展させるには、民主化の実現を待たねばならないだろうと最後結びました。
新唐人テレビがお伝えしました。
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