【2015年2月8日】2013年、中国の31の省都および直轄市において、約26万人が大気汚染のために亡くなったと見られています。この数字は喫煙による死亡者とほぼ同じです。
2月4日、国際的な環境保護団体、グリーンピースと北京大学公共衛生学院は合同で報告書を発表し、長期的な大気汚染により、中国の市民は死の危険にさらされていると述べました。
北京大学 潘小川教授
「報告書によるとPM2・5は心臓病 、肺ガン、 心臓突然死、慢性閉塞性肺疾患、主にこの4種類を招きます」
この研究報告書によると、2013年、中国の31の省都や直轄市で、PM2・5の汚染による死亡率は0・1%近くでした。10万人のうち約90人が死亡したことになります。一方当局のデータによると、2012年、喫煙による死亡率は0・7%でした。
多くの人は、深刻な大気汚染がなければ、死亡せずに済んだと考えられます。
調査をした中国の31の省都や都市のうち、大気汚染による死者が最も多かったのは重慶市で、死者は2万9805人。第2位は上海で1万9476人、第3位は北京で1万6745人でした。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/02/06/a1175326.html中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/尹)