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海外メディア「郭伯雄父子 取り調べのために連行」

2015年02月13日

【新唐人2015年2月13日】11日、海外の中国語メディア2社が、中共の軍事委員会元副主席、郭伯雄とその息子が軍事検察院に連行され、取り調べを受けていると、同時に報じました。

 

2月11日、中共当局と密接な関係にあると言われる海外の中国語メディア2社が、郭伯雄元軍事委員会副主席が10日に連行され、取り調べを受けていると同時に伝えました。このほか、今年1月に少将に昇進したばかりの郭伯雄の息子、郭正鋼も免職となり、連行されたと伝えられています。

 

中国問題専門家 橫河さん

「郭伯雄は官職売買のほかにも、武器購入時リベートをもらっています。彼は総参謀部出身で、総参謀部は軍事演習や作戦、武器の購入などを管轄しており、大きな権力を持っています。郭伯雄が軍事委員会副主席になってからは、この権力はさらに大きくなりました」

 

郭伯雄の権力基盤は西北部の第47集団軍で、「西北の狼」と呼ばれていました。一方、習近平政権の「西北の狼狩り」のシグナルはすでに出されていました。2月9日、北京で行われた軍事委員会主催の公演には、軍事委員会メンバーが全員出席しました。しかし、郭伯雄の姿はなく、世論では病気説や取り調べを受けているなど、様々な憶測が飛び交っていました。その2日後、海外の中国語メディアが郭伯雄は取り調べを受けていると伝えました。

 

西北の狼、郭伯雄と東北の虎、徐才厚。2人は江沢民が軍内部に配置した片腕でした。郭伯雄は2002年に、徐才厚は2004年にそれぞれ軍事委員会副主席に昇任しました。2人とも共産党第18回全国代表大会以降になってようやく権力を手放しました。期間中2人は、軍の権力を独占し、当時の軍事委員会主席、胡錦濤もなすすべがありませんでした。

 

中国問題専門家 橫河さん

「江沢民が垂簾聽政できたのは軍隊が重要な要素を占めています。江は2004年軍事委員会主席から退任した後も、郭伯雄と徐才厚を通じて軍をコントロールしていました。この状況は18大での胡錦濤の引退まで続きました」

 

報道では、郭伯雄の元上司の話を引用し、郭伯雄は年齢、学歴、経歴を詐称していたと伝えました。

 

 

一方、郭伯雄の後ろ盾である江沢民も、売国奴でロシアのスパイであったことが歴史学者によって暴かれました。

 

軍のある高級幹部は海外メディアに対し、郭伯雄取り調べの情報が事実であるなら、今期の軍事委員会メンバーは徹底的に腐敗していることを意味すると述べました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/02/09/a1176031.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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