【新唐人日本2011年3月15日付ニュース】3月11日午後2時46分、東北地方の宮城県沖でマグニチュード9の地震が発生。原子力発電所の爆発や津波などの2次災害も起こりました。共同通信社の予測では、おそらく死者は10000人を超えそうです。これはニュージーランド地震に引き続き起こった悲劇ですが、この地震の前日、中国の雲南省でもマグニチュード5.8の震源の浅い地震が発生。25人が亡くなりました。半月余りの間に頻発する地震。月が関係しているとの声も出ています。
ニュージーランド、クライストチャーチでの地震の余波がまだおさまらない中、日本で起きた巨大地震。
今回の地震の震源は、東北地方の太平洋沖で、深さは20キロ。日本の地震観測史上、最大の規模です。
地震はまた、何度も津波を起こし、津波の高さは最大で10メートルに達しました。太平洋沿岸の多くの国でも津波警報が出されました。画面から、大自然の威力と無情を見てとれます。容赦ない津波の前に、整然と並んでいた車が、マッチ箱のように波にさらわれ、100名余りを乗せた船も、津波に呑みこまれました。
大地震により、福島県の原子力発電所では爆発も発生。枝野幸男官房長官は12日の夜の記者会見で、今回の爆発で1号機の建屋が爆発したと発表。13日までで、すでに190人が放射能を浴びだと診断されました。
この地震の前日、中国の雲南省・盈江県でもマグニチュード5.8の震源の浅い地震が発生し、少なくとも26人が死亡。3月9日にも日本ではマグニチュード7.8の地震が起きていました。震源が宮城県牡鹿半島の東160キロの海域だったため、死傷者が出ませんでした。
2月22日のニュージーランド地震など、わずか半月余りの間に多くの地震が発生したことを受けて、再び「末日論」がもたげてきました。
イギリスの新聞「デイリー・メール」は8日の報道で、今年3月19日、月が19年ぶりに地球に最接近すると報道。その距離はわずか約35万キロメートルで、月が異常に大きく見えます。これを「スーパームーン」といいます。
最近の大地震や異常気象は、この「スーパームーン」と関係するのではないかと案ずる声が出ています。2004年に死者10数万人を招いたスマトラ沖地震でも、スーパームーンが出現する2週間前に発生。原因が何であれ、備えあれば憂いなしこそ肝心でしょう。
新唐人テレビがお伝えしました。
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