【新唐人日本2011年3月16日付ニュース】中国財政省は3月4日、治安維持のための支出が13.8%増えて、6,244憶元に達したと発表。伸び率や予算額、どちらも国防費を超えます。これは中国共産党政権の危うさを浮き彫りにしているとの指摘が聞かれました。
香港のジャーナリスト、程翔さんは、今年の治安維持のための予算が初めて国防予算を超えた点について、共産党政権にとって内部の脅威の深刻さを表すと指摘。
香港ジャーナリスト 程翔さん
「中共の立場から見れば、内部の脅威は外部の脅威以上で、これは60年の歴史で、共産党が初めて直面することです」
共産党政権の危うさも数字が浮き彫りにします。
香港ジャーナリスト 程翔さん
「中国は去年5日おきに、中国全土を揺るがす事件が発生。この数字は2009年よりも、20%増えました」
このような不安定要素は、徐々に高まっているとも警告します。
香港ジャーナリスト 程翔さん
「いつか国民の怒りが臨界点に達すれば、劇的な変化が起きるでしょう」
温家宝首相が今年の全国人民代表大会で、市民生活の安定や工場を訴えた点について、程翔さんは、人々の怒りを抑えるのが狙いで、根本的な内部の矛盾に触れていないと述べました。
新唐人テレビがお伝えしました。
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