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警官による性的虐待 郭飛雄氏が暴露

2015年04月04日

【新唐人2015年04月04日】大陸の有名な人権活動家、郭飛雄(かく ひゆう)さんは、広東省広州市の天河(てんか)拘置所に収監されて1年以上になります。そして4月2日、接見に来た李金星(り きんせい)弁護士に、拘置所で発生している「性的虐待」を暴露してほしいと述べました。しかし告発をすれば、もっと残酷な拷問にかけられるだろうとも漏らしています。

 

李弁護士はミニブログで、4月2日午後、広州市の天河拘置所で、郭飛雄さんに接見した際、郭さんから聞いた話を明かしました。3月25日午後3時か4時ごろ、「甄(けん)」という名字で043610のナンバーをつけた警官が2人の警官を従え、「検査」という名目で、郭さんがいた部屋の全員にパンツを脱ぐよう強要しました。郭さんが人権を踏みにじる検査に応じなかったところ、警官に外へ連れていかれました。

 

そのあと、警官3人が郭さんと同じ部屋の60歳近い呉(ご)さんと、やはり高齢の高(こう)さんの生殖器をいじくる性的虐待をしました。そのうちの1人は、苦痛のあまり叫び声を上げました。

 

しかし、拘置所の警官による性的虐待を社会に公表すれば、郭さんは「釘牢(くぎろう)」などの拷問に遭う恐れがあります。「釘牢」とは、死刑囚を固定する拷問です。4月3日、李弁護士は新唐人に対して、ミニブログの内容は郭さんと一字一句、確認してから公表したと述べました。

 

李金星弁護士

「重大な違法行為です。警官が人の生殖器を触ってよいと、法律で許す国がありますか?長年 拘置所内の状況は関心を持たれなかったために、様々なスキャンダルが起きたのです。性的虐待、不可解な死など、この種のことも当然起きます」

 

そもそも郭さんはぬれぎぬだと、李弁護士は強調します。また、郭さんはすでに600日以上も屋外に出ていません。ただ、今はこの件を暴露した郭さんの身の安全が案じられます。そこで李弁護士は来週また接見に行く予定です。そのほか、郭さんが告発した性的虐待について、李弁護士はすでに広東省と広州市の検察に対し、書簡を送りました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/31/a1187878.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

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