【新唐人2015年04月25日】サンフランシスコのチャイナタウンで、中国の臓器狩りの事を初めて耳にしたアメリカ生まれの華人青年が、驚いたあまり、自ら街頭に立って、臓器狩りの真相を伝える行動に出ました。
サンフランシスコのチャイナタウンには毎日、世界各地から大勢の観光客が訪れます。スティーブン・マーカル(Steven Marcal)さんは行き交う人々に、中共の臓器狩りの停止を呼びかける小冊子を配っています。マーカルさんが着ているTシャツには拷問を受ける法輪功学習者の姿とともに「臓器のために殺される」と書かれています。
サンフランシスコ市民 Steven Marcalさん
「私が人生の中で得た最も重要な情報です。私にとって服や金銭などは大事ではありません。人々の母親、父親、姉妹、兄弟、娘、息子が信念のために殺されると聞いたとき、このことは時間をかけて行う値打ちがあると思いました」
今年25歳のマーカルさんは、2週間前にチャイナタウンを訪れた際、ある女性から小冊子を渡され、「彼らは私たちを殺し、臓器売買を行っています。どうか助けてください」と言われました。小冊子に書かれている事が気になり、ユーチューブで臓器狩りに関する映像「臓器のための虐殺 中共の国家移植産業」を見たそうです。
サンフランシスコ市民 Steven Marcalさん
「カナダの政治家が声をあげていました。このすべてが真実だと思いました。サンフランシスコで多くの人に聞きましたが、法輪功学習者らはすでに15年も抗議しています。だからこれは真実だと疑わなかったのです」
中共のあまりにも残虐な暴挙に愕然とし、マーカルさんは夜眠る事もできなかったといいます。そして、チャイナタウンで法輪功学習者に手伝って、もっと多くのアメリカ人に真相を伝えようと決心します。
サンフランシスコ市民 Steven Marcalさん
「この人たちのために正義を求めるだめです。彼らは『真善忍』を信じていますが、これは全世界の人々が守るべき原則です。その信念のために迫害されるのなら、この世界は可笑しいのです。自分の子供がこのような世界で、暮らしてほしくないのです」
中共の臓器狩りを制止する最も効果的な方法は、アメリカ人の中国での臓器移植を阻止する活動を行うことだとマーカルさんは考えます。
サンフランシスコ市民 Steven Marcalさん
「私の叔父はすでに何年も腎臓移植を待っています。でも中国には行かないと示しました。無辜な命を殺して、1週間で腎臓を入手できると言っても、叔父は中国には行きません」
マーカルさんは時間がある限り、チャイナタウンで真相資料を配っています。彼のこの行動は学校の先生や同級生、友人、さらには家族からも支持を受けています。必ず続けていくと意気込みを見せました。
サンフランシスコ市民 Steven Marcalさん
「今少なくとも私が声をあげて、アメリカに、世界に伝えています。私の声は彼らの一部分になるでしょう」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/04/24/a1192859.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/李)