【新唐人2010年3月6日付ニュース】アメリカ神韻ニューヨーク芸術団は、5日から7日まで東京で4度の公演を行います。去年も観賞したチャンネル桜のキャスター、三輪和雄(みわかずお)さんは、5日の東京初回公演を観賞。「研ぎ澄まされた芸術に、『迫害は芸術を昇華させるだけ』と感じる。香港政府が神韻団員のビザ発給を拒んだ点も残念」と述べます。
今年は初めて、神韻楽団も来日。去年も観賞した、キャスターの三輪和雄さんは、オーケストラの生演奏の迫力をこう評価します。
キャスター 三輪和雄
「より充実した感じで素晴らしかったです。音楽もより、ダイナミックですごい迫力でね…」
神韻は、中国古典舞踊を通して、古(いにしえ)の伝説や現代の逸話を表現します。
キャスター 三輪和雄
「現在の中国(共産党)政府の、法輪功に対する弾圧が非常に…よく描かれていたなあ、と思いました。芸術的に昇華、高めているという感じがして、逆に中共政府の、何と言いましょうか…弾圧がより芸術を鍛えている、という感じさえいたしました」
今年の香港公演は、香港政府が団員へのビザ発給を拒んだため、中止に追い込まれました。
三輪和雄
「昔の香港だったら多分、ビザを出したと思います。香港が中国に戻るときに、変わらないということを中共政府は言ったのですが、この一つをもってしても、全然フリー香港ではなくなっている、という感じを痛感いたしますね」
このような公演をもっと広く推薦したい、と述べます。
三輪和雄
「芸術としても観てもらいたいし、それから中国政府の今のあり方を問うという意味でも、より多くの方に観てもらえればいいなあ、と思っています」
新唐人記者が東京からお伝えしました。