【新唐人2015年05月23日】中共の元総書記、江沢民は1999年から法輪功学習者に対する全面的な弾圧を発動し、「名誉を汚し、経済的に崩壊させ、肉体を消滅させる」迫害政策を実施してきました。16年来、数え切れない法輪功学習者が迫害に遭い、家族がバラバラになりました。また、百万人以上が当局に監禁され、数万人が生きたまま臓器を摘出されました。
海外では2000年から、江沢民をはじめとする迫害の元凶を「人道に対する罪」、「ジェノサイド」などで提訴し始めました。アルジェンチン、スペインなどの裁判所では江沢民などに対し有罪判決を下し、逮捕状まで発行しました。
厳しい弾圧が続いている中国大陸で、法輪功学習者らは命の危険を冒して、江沢民に対する提訴を敢行しています。「明慧ネット」によると、江蘇省南京市の法輪功学習者、朱鶴飛(しゅ かくひ)さんは先日、北京の最高裁判所、最高検察院に迫害の元凶である江沢民を刑事告訴しました。
湖北省襄陽(じょうよう)市でも5月15日、法輪功学習者、張兆森(ちょう ちょうしん)さんが、襄陽市中級裁判所で不当な尋問を受けた際に、江沢民に対する刑事告訴の訴状を提出しました。
官製メディア「新華社」は4月15日の報道の中で、大陸の裁判所は5月1日から「すべての提訴に対して立件する」という新しい政策を実施すると伝えました。法輪功学習者の江沢民提訴に対し、当局がどのように対処するのか、注目されます。
親中派香港紙 コラムニスト4人のコラム停止
中共によって赤く染められていると言われる香港の英文紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」が、6月からベテランコラムニスト4人のコラムを停止することを決めました。
別の香港メディアによると、この4人のコラムニストの中には、香港の民主派立法委員、毛孟靜(クラウディア モー)さんの夫、フィリップ・ボウリング(Philip Bowring)氏も含まれています。ボウリング氏は「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」のコラムニストを務めて20年以上になり、去年の金融街占拠運動の期間中には、文章の中でこの運動の情勢を分析し、梁振英長官の指導能力の欠如を批判しました。
他の3人も、長年「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」のコラムニストを務めています。うち、ステファン・ヴィネス(Stephen Vines)氏の金融街占拠運動に関する評論文は先月、人権ニュース賞を獲得しています。
四川省でチベット人が焼身自殺
四川省ガンゼ・チベット族自治州道孚県(どうふけん)で、再度チベット人が焼身自殺をもって当局の強硬政策に抗議する事件が発生しました。ラジオ・フリー・アジアによると、焼身自殺を図ったのは35歳のチベット人男性で、20日夜、地元政府ビルの近くで火をつけました。生死は不明だそうです。
報道によると、事件発生後、地元民衆が現場に駆けつけ、スローガンを叫びながら抗議しました。警官隊も現場に駆けつけ、チベット人80人あまりを連行しました。地元当局はチベット人に対する統制を強化し、携帯電話などで焼身自殺の写真を撮っていないか、チェックしているそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/05/22/a1198516.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)