【新唐人2015年09月9日ニュース】
中国では偽物の鶏卵、調味料、粉ミルクなど、人々の健康を害する偽食品が次々と現れ、問題になっています。先日も、広東(かんとん)省汕頭(スワトウ)市で、紙でできた偽物の米が発見されました。
蔡さんが、朝市で茶葉を売る露天商から米を一袋買った時、この露天商は、「自分は田舎から来た。土壌や水源、肥料まで農薬を使わずに育てた米だから環境にやさしい。」と話したそうです。
普段から健康に気を付けている蔡さんは、この露天商から米を何度も買っていました。ところが最近、この米に問題があることに気付いたのです。
蔡さんの話では、家族と食事をしていると、とても固い米を噛んだので、よく観察してみると、固い「米粒」は普通の米とは違うものだったのです。
蔡さんはすぐさま台所から米びつを取り出し、数十粒の「偽の米」をより分けました。よく見ると、「米」には白く細かい毛が生えており、両端は捻じられ、円筒部分には紙が付いていました。この紙を剥がして開いてみると、「米」は一枚の紙切れに変わったのです!蔡さん一家は呆然としました。
米は朝市で買ったもので、露天商はあちこち売り歩いているので、探しようがありません。
関係者は、袋入りの米は大型スーパーか正規の米屋で買うのが一番で、買った時には必ずレシートをもらうように注意をしています。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/09/04/a1221709.html(中国語)
(翻訳/赤平)