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中国 遺伝子組み換え乳幼児食品発覚

2011年04月28日

 

 【新唐人2011年4月29日付ニュース】4月20日、国際環境保護団体のグリーンピースは中国産ベビーフードやビーフンから遺伝子組み換え成分を検出したと発表。中国当局には遺伝子組み換え米の商業化の停止や監督管理の強化を求めました。

 
グリーンピースは、中国の北京、武漢、広州、香港などで、ベビーフードや食堂の白ご飯、ビーフンなどに対し検査を実施。結果、103のサンプルのうち、10のサンプルから遺伝子組み換え成分が検出されました。中国の乳幼児などの弱者は、遺伝子組み換え食品のリスクに晒されていると警告します。
 
グリーンピース食品及農業分野主任 方立鋒:「数ヶ月かけて調査した結果、伊利の幼児用ビーフンから遺伝子組み換え米を検出しました。広東で生産したものでした」
 
当局には監督や管理の強化とともに、遺伝子組み換え作物には慎重に対応するよう求めます。
 
グリーンピース食品及農業分野主任 方立鋒:「海外の権威のある機構、例えば 英国の王立協会、ベビーフードに遺伝子組み換え作物を使用する場合、最も厳しい審査を受けます」
 
問題視されている遺伝子組み換え作物の安全性。動物に危害を与えるとの研究結果もあります。
 
グリーンピース食品及農業分野主任 方立鋒:「遺伝子組み換え米をずっと注目しています。中国人の主食ですから中国では2005年から違法栽培され、市場に出回っています」一部の米製品にも混入しており、汚染もひどい状況です」
 
中国ではお米以外にも、綿花やかりんなどが遺伝子組み換えされ、商業栽培されているそうです。
 
新唐人テレビがお送りしました。
(中国語)
 

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