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中国の金持ちはキャンピングカーで子どもを学校へ通わせ、家政婦に通りで食事を作らせる!ネットで話題沸騰!

2015年11月11日
中国の金持ちはキャンピングカーで子どもを学校へ通わせ、家政婦に通りで食事を作らせる!ネットで話題沸騰!

【新唐人2015年11月11日付ニュース】

 

最近中国の金持ちが自分の子どもが授業と授業の合間の昼休みに食事と昼寝がとれるよう、ドライバーに車を出させて家政婦を子どもが通う学校のそばに待機させるだけでなく、車の近くの通りで家政婦のおばさんに食事を作らせているのだ。こんなやり方がネット上で大論争を巻き起こした。

 

 

10月24日、中国本土のネットユーザーのマークが「キャンピングカーで働くおばちゃん」と題した書き込みをネット上にアップした。文面には「キャンピングカーで家政婦を赴かせ、子どもを送り迎えし養育するということが、普通の家庭の子どもにとってもどれだけ心理的な影響を及ぼすのかを考えてみろ!」とあった。

 
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翌日『武漢晩報』が報じたところでは、上記の書き込みをしたのは王さんという女性とのことだ。彼女によると、24日の昼近くに、武昌水果湖二小を通りかかると、校門近くに深緑色のキャンピングカーがとまっており、中年の女性がそのそばにテーブルを並べて鍋の中でフライ返しを振り回しながら通りで食事を作っているのを見つけ、好奇心をかきたてられたという。

 

通りで食事を作っているその女性と立ち話をしてわかったのは、彼女は家政婦で、キャンピングカーのドライバーと共に子どもの学校の送り迎えをする「養育班」で、子どもの昼食を今正に作っているところであり、こうすれば子どもが途中で家に帰ることもなく、安心して食事がとれてさらに車で昼寝までできるのだそうだ。

 

その時、王さんは、キャンピングカーで女の子が休息しているのを確かに見たという。しかし、こうした変なスタイルは、早々に阻止する人がくるものだ。まず、警察官が来てキャンピングカーを校門の前の道路にとめると交通に影響があるので、ドライバーにどかすように求めた。ドライバーは近くの通りにとめると、家政婦のおばちゃんは再び通りで鍋を持って食事を作り続けたので、やじうまが大勢取り囲んでしまった。そこにまた警備担当が来て阻止をした。膠着状態がおさまったのをみて、ドライバーは家政婦に乗車するように伝え、さっさとキャンピングカーを出した。

 

 
 

 
  
 

このニュースが流れると、ネット上のやじうまたちの間で議論が交わされた。「世の親の心とはなんともいじらしい!今の保護者は子どものためなら命がけなのだね」と感心するユーザーもいたが、多くは保護者がこんなに子どもを溺愛するのはいかがなものかと批判をしたのだった。

 

「混乱領主」さんは「金があるなら子どもなんか溺愛しないで、国家に貢献しろ!」と。浙江省杭州市のユーザーは、感慨深く「温室で育った花は、風雨に耐えられない」と呟いた。山東省済南市のユーザーは保護者を批判して「低レベルの、ばかまるだしのくだらない溺愛だ」と。天津市のユーザーは評論家のように「コレは自分の子をスポイルし、育てることだ。洋服だって自分で着られない子どもなのさ。無知な保護者だ」と述べた。上海市浦東新区のユーザーは「多くの人は、金持ちが女の子を育てる気持ちがわからない。実際は女の子を心豊かで知性あふれた人にしようとする。ただ子どもを溺愛することは、結果として皇女の集団を育ててしまうことであり、両親は疲れはてるだけでなく、子ども自身をスポイルしてしまうのだ。彼女たちはどんな不満もがまんできず、他人が自分に良くするのを当たり前だと思っている。ボーイフレンドを探すのでさえ、なりふりかまわずだ。しかし自分の親以外に、誰が無条件で溺愛してくれるというのだろう。浙江省寧波市のユーザーは、「金持ちが子どもを育てることを良しとしても、溺愛はだめだ。新聞によるとこの保護者はかなり変っている。こんなに溺愛した子どもは、就職しても自分でキャンピングカーすら借りるのは難しいのでは。その上、現在ビジネスはあまりうまくいっていないようで、いずれ会社が倒産でもしたら、子どもは一体どうするのだろう」。

 

ユーザー範愛農(はん あいのう)は「湖北省武昌水果湖二小は、美しい東湖の浜にあり、そこには省直属の教育セクションが集まっている、学生はもともとそうした省の直轄の機関幹部の子どもたちなのだ」と披露した。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/10/27/a1232002.html (中国語)

(翻訳/プリシラ)

 

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