【新唐人2015年12月22日付ニュース】
北京当局により、今月上旬に続く、大気汚染警報で最高レベルの「赤色警報」が出されました。北京市民は次々とマスクをつけています。
北京の一部地域のPM2.5濃度は1立方メートル当たり303ミリグラムで、今後500mgまで上昇する恐れがあると見られます。
大気汚染警報システムは2年前から起動され、深刻な大気汚染が何度も発生したにも関わらず、赤色警報が出されたのは7日が初めてで、19日が2度目です。当局が経済損失を避ける為にわざと隠したと指摘されています。
北京市民 尤麗さん
「天気が思ったより酷くならないのはいいことです。この警報システムの起動に私は賛成します。心の準備ができるように常に警報が出されると、人々は環境保護の意識も強まるでしょう」
北京では赤色警報が発令されると、通行車両の半減や屋外工事、学校授業の停止などの対策が取られています。
気象観測者によると、今回の大気汚染の影響受けた地域は、北京南部、河北中部、河南北部と山東西部だそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20151220/video/162386.html (中国語)
(翻訳/吉田 ナレーター/藤坂 映像編集/李)