【新唐人20152015年12月28日ニュース】
幼稚園のクリスマスイベント禁止
12月25日はクリスマス、イエス・キリストの降誕を記念する特別な日です。今はキリスト教徒から世界中の人々にまで広がり、宗教以外、文化やお祭りなどの意味合いも含まれています。この何十年来、中国大陸でも流行っています。
しかし、今年は、大陸各地の教育委員会から幼稚園でクリスマスイベントを禁止する通知が出され、名前も「クリスマスツリー」から「ニューイヤーツリー」に変更させられました。
アメリカキリスト教人権機構のニュースによると、中国の一部の大学が、クリスマス前に生徒と教授に各自の信仰の確認のアンケートを出したことがわかりました。キリスト教徒だと言う事で中国当局に面談を強いられた生徒もいました。
中国当局を批判 在中フランス記者が北京から追放
12月25日、ニューヨーク本部の『記者保護委員会(CPJ)』によると、フランスのニュース誌『ロブス(L'Obs、旧Le Nouvel Observateur)』の在中記者ウルスラ・ゴーティエ(Ursula Gauthier)氏は、ビザが延長できない為、1月1日までに、中国から離れないとならない可能性があります。
ウルスラ・ゴーティエ氏は、まだ中国外交部からビザに関する連絡が来ていないと記者保護委員会へのメールに書いています。在中外国記者のビザは、通常その年の11月末か12月初めに延長の連絡が来ます。
今年の11月、ウルスラ・ゴーティエ氏のビザ問題が発生した前に、同氏は中国政府がパリのテロ事件をウィグルの不安定状況とすり替えようとしていると、当局を批判する報道を書きました。その後、その文章は共産党機関紙の『環球時報』と『チャイナデイリー』に批判されました。
『雨傘を掲げよう』作詞者 中国での活動中止
香港の有名作詞者林夕(ラム・チェッ)氏が27日に予定していた広西(こうせい)大学での講演会が中止となりました。親中派市民団体『愛港運動』のリーダー陳浄心(アンナ・チャン)が中国版ツイッターのウェボーで、同氏が中国の学生に「歪んだ思想」を注ぎ込もうとしていると告発したのが原因と見られます。
林夕氏はかつて何度も香港の社会運動に参加しました。去年、香港で爆発した「雨傘革命」で、一部の芸能人が『雨傘を掲げよう』という歌を作り、抗議者を支援しました。その曲の作詞者は林夕氏でした。
彼は2008年の北京オリンピックのテーマソング『ようこそ 北京へ』の作詞者でもありますが、昨年4月、これは人生の中の汚点であると話しました。
陳浄心の「告発」に対し、中国のネットユーザーは、文革の手法で香港人と中国大陸人の対立を挑発していると批判しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2015/12/26/a1243652.html (中国語)
(翻訳/顧ナレーター/藤坂 映像編集/李)