【新唐人2016年1月2日ニュース】
台湾総統候補者朱立倫、蔡英文両氏の中国対策について、テレビ討論会が開かれました。海外メディアに注目されるなか、28日、中国機関紙『環球時報(かんきゅうじほう)』は、蔡英文氏が中国問題において立場があいまいだと批判しました。中国共産党は、蔡氏を「九二共識(きゅうにきょうしき)」(注)に妥協させ、「少しでも離れたら、その分の代価を払わないといけない」という内容の社説を発表しました。
新唐人が伝えました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20151229/video/162968.html(中国語)
(翻訳/顧 ナレーター/藤坂 映像編集/李)
注:九二共識(きゅうにきょうしき)とは、中華人民共和国と中華民国(台湾)の当局間で「一つの中国」問題に関して達成したとされる合意の通称である。名称は、中国側窓口機関海峡両岸関係協会と台湾側窓口機関海峡交流基金会が1992年に香港で行った協議に由来し、2000年4月に台湾の行政院大陸委員会主任委員蘇起が名付けて公表した。合意内容について、中華民国側の主張は「双方とも『一つの中国』は堅持しつつ、その意味の解釈は各自で異なることを認める」であり、中華人民共和国側の主張は「双方とも『一つの中国』を堅持する」であるため、必ずしも一致していない。(Wikipediaより)