【新唐人2016年 2月 5日付ニュース】
申年を迎え、台湾の彫刻家 陳逢顕(ちん ほうけん)さんはわずか1ミリのサルの彫刻を創作しました。生き生きとした表情で尻尾を立て、ピンクの桃を持っています。
「猴采桃(ホウツァイタオ:猿が桃を採る)」という発音は「好彩頭(ハオツァイトウ:吉兆)」と似ており、めでたい桃をささげて、長寿繁栄することを意味するそうです。
台湾彫刻家 陳逢顕さん
「世界最小の猿を彫刻しました。たったの1ミリしかありません」
材料は樹脂で、企画設計から彫刻が完成するまで6カ月を費やしたそうです。
台湾彫刻家 陳逢顕さん
「一番難しかったのは0.1ミリの頭の部分です。0.1ミリの頭部の中に0.01ミリの目鼻、口、耳と描いていくことは非常に難しく、気を抜くとすぐ失敗してしまいます。作業の中で十数回失敗しました」
上手く彫刻できた後の色付け作業も、大きな挑戦だったと陳さんは話します。
台湾彫刻家 陳逢顕さん
「このサルを彫る上で最も難しいのは、非常に細かく生き生きとした姿を彫るところです。これができれば、人を感動させられます。1ミリの世界は非常に細微で砂粒のようです」
この極小サルの全貌を見るにはルーペが必要です。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/02/04/a1250745.html (中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/藤坂 映像編集/李)