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NY市 3月1日からファーストフード店メニューに食塩含有量表示

2016年02月28日

【新唐人2016 年 02月 29日】

 

米NY市はファーストフードチェーン店のメニューに食塩含有量を表示するよう求めました。3月1日から施行されるこの法規は、塩分の高いメニューを警告する表示がなければ200ドル(約22,600円)の罰金が科せられます。

 

この表示は、全米に15カ所以上支店のあるファーストフードチェーン店に対し、要求されます。黒い三角に塩の瓶が入ったマークは、栄養士が提案する一日の摂取量を超える2300ミリグラム以上のナトリウムがメニューに含まれている事を知らせます。

 

NYにはこのようなチェーン店が約3000軒あると言われ、特にメキシカン・フード店のチキンブリトーや海老とホウレン草のサラダが指摘されています。

 

NY州最高裁のアイリーン・ラコワー裁判官は採決の際、情報の透明化は極めて重要であると述べています。

 

NY市は昨年12月からすでにこの規定を実施しており、市民の糖尿病、心臓病や痛風などの罹患率低下に力を入れていますが、この規定はレストランの過度の食塩使用を禁止するものではないそうです。

 

しかしながら、50万人のメンバーを持つ全米レストラン協会は、この規定が業者に必要のない負担をかけるものとして、NY市衛生局を告訴しました。

 

24日、この動議は否決されましたが、レストラン協会の弁護士は上告の可能性を示唆しています。

 

3月1日から、規定に違反した場合200ドルの罰金を科せられます。チェーン店以外にも映画館や体育館のフードコートでも適用されるそうです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

                                               

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/02/25/a1254527.html(中国語) 

(翻訳/赤平 ナレーター/萩野 映像編集/李)

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