【新唐人2016年3月7日】
「水素社会セミナー」が台湾高雄(たかお)市で開催され、次期総統蔡英文氏が出席し、台湾は水素社会に発展する条件を備えていると話しました。
台湾次期総統 蔡英文氏
「長く使えるエネルギーシステムを作り、原発ゼロを実現する為に、水素は台湾のエネルギー産業転換の一つの選択肢です」
台湾は、クリーンエネルギーの時代を切り開くためには、本土産業の発展を考える必要があり、そのうえで国際技術を取り入れると蔡氏は話しました。
台湾次期総統 蔡英文氏
「クリーンエネルギーの新生態システムを作り、産業と政府の資源を結合させます。新型エネルギー産業の発展に全面的に協力し、水素や燃料電池の研究にも支援して、商業化させていきたいと思います」
水素社会セミナーは、立法委員の趙天麟(ちょうてんりん)氏が幹事で、台湾と日本の産業、学術分野の専門家を招待しました。各自の経験を分かち合い、国のエネルギー産業のグレードアップに繋げていく狙いです。
立法委員 趙天麟氏
「日本は水素エネルギー発展の先進国で、国家のエネルギー戦略目標に取り入れています。ここで、台湾と日本が協力し合えれば、どちらの国にとっても互恵の関係をもたらします」
次期総統 蔡英文氏
「水素経済の議題について、我々はそれを広げ、掘り下げていきたいです。さらに日本の産業界とも協力していきたいと思います」
蔡氏は、発言後、体験コーナーで、日本製の水素電池の自動車に試乗してみました。台湾の水素自動車も観察し、水素エネルギーの現状を確認しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/05/a1256241.html(中国語)
(翻訳/顧 ナレーター/水田 映像編集/李)