【新唐人2016年3月9日】
3月7日江蘇省揚州市李典船舶工業地区にある大洋造船の前に数百人の作業員が集まり、数ヶ月滞っている給料を払えと叫びました。3月8日、作業員代表が国の信訪局に陳情しました。この会社は去年9月にも3000人の作業員の賃金支払い要求デモがありました。
大洋造船は2012年から経営不振で工員の福利厚生費が大幅削減され、2014年から給料、残業代、ボーナス、諸般福利手当のカットがあり、状況は現在も依然として変わらず、多くの人が自宅待機しています。
工業地区で仕事をする劉さんは8日に、大洋造船の前で数百人の作業員の賃金支払い要求デモを目撃しました。
劉さん
「この造船場はよく作業員に取り囲まれていると聞いています。昨日はわざわざ野次馬として見に行ったのですが、本当に数百人いました。実はこの辺りの造船所はほとんど経営不振で倒産寸前です」
記者は8日に大洋造船に電話しましたが無人でした。現地の社会保障局員は、この件は信訪局が仲裁すると言っています。
揚州信訪局職員
「今、大洋造船の作業員代表20名がここにいます。現在調整している最中ですが、どのような結果になるかについてはノーコメントです」
公開資料により大洋造船は、2003年10月に設立した外資との合弁大企業ですが、正式従業員および派遣アルバイトは一万人にも及びました。但し、現在は500人しか残っていません。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/08/a1256619.html (中国語)
(翻訳/碧眞 ナレーター/金丸 映像編集/李)