【新唐人2016年3月30日】
米AP通信社は、詐欺犯罪者が明かした中国の資金洗浄の実情を報じました。フランス国籍のイスラエル人ギルバート・チクリ(Gilbert chikli)は、ディズニー等の大手企業を狙い、フランスだけで2年間で610万ユーロ(約7億7500万円)を騙し取りました。
しかし、フランスでは詐欺犯罪に対しての法規制があるため、入手したお金は自由に使えません。最終的に見つけたマネーロンダリング大国が中国であるとチクリ氏が明らかにしました。
詐欺罪を下された チクリ氏
「中国では、何でもできるとは限らず、しかし 往々にして、金さえあればあなたが王様。中国はいまや各種国際詐欺師の出入口、まさに闇の金をマネーロンダリングする専門業者です」
チクリ氏は、90%の資金は中国と香港で洗浄し、合法な資金にしたと話しました。一般的な手順は、先ず、金を東ヨーロッパへ振込み、物品購入の形でさらに中国へ送金。そして、中国企業へ賄賂を使い、架空伝票を所持する架空会社に送付させ、合法な書類を残します。また、実際に購入した一部の製品を販売して得た利益をイスラエルに送金しますが、殆どの現金は別の口座に振込んでいます。
中国政府はAP 通信社の記事に対してコメントはしていません。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/28/a1259811.html (中国語)
(翻訳/王大同 ナレーター/真彌 映像編集/李)