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米軍艦3度目の南シナ海巡回へ、オバマ・習近平の二国間会議の不一致

2016年04月06日

【新唐人2016年4月6日】

 

核サミット期間中、米大統領オバマ氏と中国国家主席習近平氏が二国間会議を行いました。その後、ホワイトハウスは報道を発表し、「双方は、温暖化や北朝鮮の核安全保障問題について合意に達した。しかし、南シナ海の紛争では食い違いが残り、近いうちに、米国は南シナ海へ、3度目の軍艦を派遣する可能性がある」と述べました。

 

二国間会議後、ホワイトハウスは報道発表し、オバマ氏と習近平氏は「相違を縮小し、実務を拡大するよう協力し合う」ことを了承し、温暖化や北朝鮮の核安全保障問題について合意に達しました。

 

米大統領オバマ氏

「我々は人権、ネットワークセキュリティーおよび海洋問題などに大きな不一致が存在しています。これについて今後 意見交換していきます」

 

予想どおり、人権、ネットワークセキュリティー、知的財産権及び南シナ海問題について、双方は対立しました。オバマ大統領は、「海洋問題に関して中国に、国際法に従い近隣諸国との対立をやめるよう求め、また、航行と飛行の自由は米国の利益であり、守るべきだ」と強調しました。

 

米海軍作戦部長ジョン・リチャードソン(John M. Richardson)氏も、先月、「米国が南シナ海で『航行の自由』計画の実施を継続し、また、近いうちに、南沙ミスチーフ環礁を目標として、軍艦を派遣し、南シナ海をパトロールする」と伝えました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160403/video/169029.html (中国語)

 

(翻訳/小松 ナレーター/真彌 映像編集/李)

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