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連行写真が公表、台湾政府対応難航

2016年04月14日

【新唐人2016年4月14日】

(文中、敬称略)

 

ケニアから連行された45名の台湾人容疑者の写真が公表されました。陸委会(行政院大陸委員会)夏立言(か りえん)はホットラインを通じて、国務院台湾事務弁公室主任、張志軍(ちょう しぐん)と連絡を取り、台湾人容疑者を訪問するため中国に関係者を送ると打診しました。しかし、ファックス応答で、国務院台湾事務弁公室が難色を示しました。

 

台湾人の中国連行に関して、中国公式メディアは写真を公表しました。容疑者は全員黒いフードを被り、両側を警察が護衛しています。台湾側の容疑者返還要求に対し、中国側は電話とインターネットを使った詐欺の被害者で、詐欺により多くの損失を被り、司法調査を開始すると主張しています。夏立言はホットラインを通じて張志軍と50分の交渉をし、中国に関係者を送ると主張しました。

 

陸委会主任委員夏立言と国民党立法委員黄昭順(こう しょうじゅん)

黄氏、「いつ行かれますか」

夏氏、「昨日はできる早くと話しました」

黄氏、「いつ協議が決定できますか」

夏氏、「歓迎すると話しています。具体的な時間は、まだ未定です。」

黄氏、「3日以内に行けますか。ホットラインを利用しこの事件を解決できますか」

 

国務院台湾事務弁公室からの回答ファックスでは、歓迎を示した、しかし、中国行きには楽観視できません。「容疑者は送還されたばかり、手続きの最中であり、現在の来訪は不便な面があります。追って連絡します、長く待たせません。容疑者の家族の訪問は規定に従って処理します。」と書かれています。

 

中国側がやんわりと拒否したことで、台湾政府の処理が難しくなっています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160413/video/169646.html(中国語)

                                                   

(翻訳/小松  映像編集/叶)

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