【新唐人2016年5月2日】
入場者:
「東京」
入場者:
「埼玉」
入場者:
「奈良」
日本最大級のオンライン生放送インターネットテレビが主催するニコニコ超会議は、日本各地から多くの若者が集まり、レベルアップされた学園祭のように見えます。超大規模で、日本のネット世代の流行最前線を網羅しています。
ライブ、コスプレ、ゲーム、盆踊り、東京が襲撃された特撮体験スタジオ、ロボットAI、VR体験など、ここには若者に注目されているアイテムが何でもあります。同時に、ネットから現実へ、お互いに交流し、触れ合う場を設けることになりました。
入場者:
「好きな人がいっぱい来ているから、ここに来ました。」
入場者:
「他にもシンデレラガールズ好きな人とか、コスプレやってる人とかに、シンデレラガールズのコスプレだと話しかけやすいし、話しかけられやすいので、友達作りにもちょっと役に立つ。」
インターネット世代の増加により、伝統的なテレビ業界に、確かな打撃をもたらしました。
ビデオリサーチの調査結果によると、テレビの視聴率が年々落ちており、視聴率が30%以上の番組は、2015年には2つしかありませんでした。そのうち、NHKの紅白歌合戦も、2015年に40%以下となりました。視聴率の低下は、まさに伝統的テレビの暗黒時代到来を宣告しているようです。
それとは対照的に、ネットでの生放送は、ますます繁栄してきました。2006年に立ち上げ、2015年8月まで、ニコニコの登録会員数は5000万人を突破、モバイルユーザー623万人を有し、有料会員も毎年数十万人のペースで増え続けています。ユーザーの年齢層はほぼ若者に集中しています。
青年世代の将来性を狙い、日本の各政党や、企業もここで出展する機会を逃さずに、宣伝モード全開です。
カッコいい車、大型モニターで迫力満点の宣伝広告。並んでいる人たちの後について行ってみたら・・・
ここはマイナス20度の氷の世界です。凍ったバナナを釘打ちしています。それは何の宣伝か分かりますでしょうか?
入場者:
「マイナス20℃以上下がってる中で、オイルが固まらないというのが、すごいかなと思いまして、でも多分ああいう環境でなかなか走る機会というのもないですけど、あれができたことで、多分他の車にも、いい影響があるじゃないかなとは思ってますんで。」
マイナス状態でガチガチに固く凍ったバナナと鮮明なコントラストとなり、オイルは固まらないことをアピールしています。出展したマーケティングマネージャーは、30年前の広告の発想をきっかけに、若い世代に実際の極寒の世界を体験する機会を作ったと述べました。企業のイメージ作りにも繋がります。
インターネット世代の少し変わった笑いに応じたブースがポツポツとありました。会期2日間のニコニコ超会議は、15万2千人の入場者を招き、ネット入場者数も554万8千人超えでした。生放送のプラットフォームを通じて、アイディア溢れる宣伝手法で、日本の若者の興味をうまく引き出せました。
(記事/顧 映像編集/叶)