【新唐人日本2011年6月18日付ニュース】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)は15日、中国で蔓延する鉛中毒に関する報告書を発表。何十万人もの子供たちが工場から排出される鉛にさらされ、心身に永久的な傷害を負う恐れがあると指摘しています。
中国では、子供3人に1人が血中の鉛濃度が高いそうです。しかし、危険な状態にある子供たちが治療を拒否され、抗議を示す親は当局に逮捕されるケースも少なくありません。
報告書によると、鉛中毒は神経系の発達に影響するため、子供にとっては特に危険性が高く、学習障害や行動傷害を引き起こす可能性があります。
新唐人テレビがお伝えしました。
(中国語)